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26.07.05

【紅花便り】紅花摘みの幕開けと、本紅で彩る特別な「初宮詣」のご縁

皆様、こんにちは。谷地八幡宮の社務所です。

山形の夏を象徴する、鮮やかな黄金色と紅色。 当八幡宮が大切にしている紅花事業。昨日より紅花の収穫(紅花摘み)がいよいよ始まりました。

初日となった昨日は、毎年恒例となっている「河北町商工会女性部」の皆様が研修を兼ねてお手伝いに来てくださいました。朝露に濡れる畑のなか、私を含めた10名の手によって、みずみずしい花弁を丁寧に摘み取っていきます。これから約2週間、自然の恵みに感謝しながらの作業が続きます。

ちなみに、私の作業帽子には、今年もたくさんの紅餅が収穫できるよう、験担ぎとして「ペコリン工房」様に作っていただいた特製の「紅餅バッジ」をつけて臨んでいます。こうした作家さんとの繋がりも、紅花がもたらしてくれる大切な宝物です。

摘みたての紅花が繋いだ、特別な「初宮詣」

そして紅花摘みのスタートとなった昨日、大変喜ばしいご祈祷がございました。

新しく誕生された第一子、ご長男の「初宮詣(お宮参り)」のご奉仕をさせていただきました。 今回は、特大祈祷という非常に崇敬篤い式階での納めをいただき、心を込めてお子さまのこれからの健やかな成長を祈願いたしました。

当宮のお宮参りでは、「大きく、逞しく育つように」との願いを込めて、おでこに「大」というお祝いのお印をお書きしています。通常は朱墨を使用するのですが、今回は大きなお祝いのご祈祷でしたので、本紅(ほんべに)を使用してお印を書かせていただきました。

おばあさまに捨て子していただき、本紅の鮮やかなお印と神様のご加護を授かった赤ちゃんは、とても愛らしい表情を見せてくれました。

ご祈祷のあと、ご家族の皆様に「実は今朝から紅花摘みが始まりまして、このお印は紅花から作った本紅なんですよ」とお話しし、神社が進めている紅花事業についてご紹介させていただいたところ、大変深く感動してくださいました。

地域に根ざす神社として、古くからこの地で大切にされてきた伝統や自然のサイクルを活かし、こうしたご家族の節目に喜んでいただけたことは、私たちにとっても何よりの励みとなります。

収穫された紅花は、このあと大切に加工され、また新たな伝統のバトンへと繋がっていきます。黄色から赤色へ移り変わる紅花の姿。丸く成形された紅餅が、山形の初夏を感じさせます。 皆様のご参拝を、心よりお待ち申し上げております。

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