こんにちは、権禰宜の林重紘です。
本日5月4日は「みどりの日」です。
1989年(昭和64)1月7日、昭和天皇が崩御、従来の天皇誕生日は、名称を変えて祝日として残されることになった。学者として植物に造詣(ぞうけい)の深かった昭和天皇をしのび、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを目的として、みどりの日と名づけられた。
"みどりの日", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-05-04)
平成18年までは昭和天皇御誕生日の4月29日でしたが、「国民の祝日に関する法律」改正により平成19年より現在の日付に定められました。皆様もご自宅で国旗を掲げお祝いし、改めて自然の恵みを感じてみてはいかがでしょうか?
さて、この「みどりの日」にちなみ、谷地八幡宮では可愛らしい種を配布しております。ハート模様でしょうか?いやいや神社なので「猪目透(いのめすかし)」でしょうか?(笑)
この種の正体は、ムクロジ科のつる性の植物「フウセンカズラ(風船葛)」です。7月に白い小さな花が咲き、その後に実を付けます。この実が風船状であることから、その名が付けられてようです。
当八幡宮では、数年前からいただいた種をもとにグリーンカーテンを作っています。風船1つに3粒の種が入っているので、結構な数の種がができます。あまりにも種ができてしまうので、翌年から社頭にてお裾分けを始めました。
昨年もたくさん種が採れました。20粒入りの袋が60袋以上できあがりましたが、まだ袋詰めしていないものが残っております…。只今、お賽銭箱横にお裾分け用の種を置いておりますので、グリーンカーテンに挑戦してみたい方はお参りの際にぜひお持ち帰りください。
#おはようございます 🌥 #林です 。グリーンカーテン用に植えた #風船葛(#フウセンカズラ)の実が膨らみ始めました🐦 pic.twitter.com/qr6YjexM3T
— ⛩谷地八幡宮(やちはちまんぐう) (@YachiHachimangu) July 28, 2016
詳しい育て方は下記のサイトで紹介されていました。当八幡宮では種を蒔いたら、夕方に水まき程度です…。