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20.05.03
林家舞楽 谷地八幡宮 植樹 慈恩寺稚児桜

慈恩寺稚児桜が咲き始めました

こんにちは、権禰宜の林重紘です。

本日5月3日は憲法記念日ということで、当八幡宮でも境内に国旗を掲揚いたしました。皆様も祝日には、その意義や由来を確かめながら国旗を掲げていただきたいと思います。神道青年全国協議会Facebookページで教えてくれます。

 

慈恩寺稚児桜が咲き始めました!

ここ数日の暖かさもあってか、境内の慈恩寺稚児桜が日に日に丸く膨らみ、本日しっかりと咲ききった花がいくつか見つけられました!こちらの桜は谷地八幡宮参道の両脇に1本ずつ植えており、社殿向かってすぎ右のものと、向かって左にある末社 八坂神社脇にあります。

また、先月には新しい苗木を境内社の参道脇へ植樹しました。林家舞楽楽人の竹屋さんが昨年切り取った枝で接ぎ木してくださり、台木に定着した苗木を5本植えて下さいました。まだ高さ20センチくらいの苗木ですが、5本のうち2本がすでにと花を付けており、重たそうにしておりました。

名前にある通り、寒河江市慈恩寺の固有種の桜になります。5月の上旬から花を咲かせます。「慈恩寺」と「5月」と言えば、5月5日の『一切経絵』ですね。当林家では、林家舞楽奉奏のために毎年奉仕に行っております。本堂前には慈恩寺稚児桜の大木があり、満開の時は本当に見事です。山の上なので当八幡宮の慈恩寺稚児桜より満開の時期は若干遅いでしょうか。舞楽用の舞台が枝の高さと一緒と言うこともあり、舞ながらも一番良い場所で眺めさせてもらっている気がしています。

しかし今年は新型コロナウイルス感染症流行拡大を防ぐために、残念ながら舞楽奉奏が中止となりました。この事態が早く終息して来年は多くの方に参拝・観覧いただけるよになっていてほしいと願うばかりです。ぜひ来年のゴールデンウィークには、慈恩寺境内でご覧になっていただきたいと思います。

慈恩寺稚児桜

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